不動産投資は不景気にも強い

借入をして行うのが大前提の不動産投資ですが、個人投資家だけの特典として、いくら不動産市況が悪くなっても、きちんと毎月のローンを返済している限りはロスカットされません。
これは非常に大きな特典です。

たとえば、不景気や天変地異の影響でマーケットが大暴落という場合、株式投資ならロスカッ卜されて投資元本がゼロになってしまっても、すべては投資家の責任です。
しかし、不動産の場合、借り入れた金額を超えて物件価格が暴落しても、単にそれだけでその場でロスカットされることがなく、最悪、抵当担保として当該物件を取られるだけで済むので、その評価損分は最終的に、融資を出した銀行が負担してくれる形にできるのです。
バブル期に不動産融資で大きな損を出して反省したはずの金融機関ですが、基本的な融資の仕組みはいまだにその頃と変わっていないからです。

一方で、景気の回復局面では、不動産価格は大きく上昇し、時に行き過ぎるほど上昇します。
ローンの返済を継続している限り、強制ロスカットがないので、このタイミングが来るまで腰を据えて待つことができ、購入した物件の値上がりで売却益が出せれば、この利益はすべて投資家のものとなります。
つまり、暴落時には銀行が損失を抱えてくれて、値上がり時には投資家が利益を享受できる、ある意味で個人投資家に有利な融資システムとなっているのが、不動産投資のうまみの一つなのです。